イチローの先頭打者ホームランで始まったこの試合。

 

2回、川崎の2点タイムリーで3対0に。USAもホームラン攻勢に出て反撃。C・ジョーンズ、D・リーのホームランで同点に追いつく。

試合は一進一退のまま終盤8回を迎え、日本、2アウト満塁でバッター岩村がレフトにフライを打ち上げる。足の速い3塁ランナー西岡がタッチアップして日本勝ち越し。

と思いきや、3塁ランナー西岡のタッチアップが一旦は認められたものの、USAの抗議により覆り、得点取り消しに。

9回裏、2アウト満塁のピンチでマウンド上には阪神の藤川。バッターはヤンキースのA・ロドリゲス。A・ロッドの放った打球は詰まりながらもセンターへ。セカンド西岡追いつけない。

結局試合は3対4で、USAのサヨナラ勝ち。

【コメント】

試合そのものは、緊迫したいい試合でした。昨年ワールドシリーズを制したアストロズのクローザーRIGDEをはじめ、名だたるピッチャー達がプレッシャーにおされ、ストライクが入らない。ケン・グリフィーがいい場面で空振り三振する場面も。

日本のほうが終始試合を優位に進めていた感がするくらいです。特にイチロー。先頭打者ホームラン、カッコ良すぎです。

とくかく、メジャーリーガーと日本プロ野球選手との真剣勝負は本当に見ごたえはありました。

8回の判定は、ま、しょうがないでしょう。アメリカと戦うには何が起きても驚いてはいけません。

国連決議を無視して、戦争を始める国です。野球のルール変えたくらいで驚いてもらっては困ります、笑。自分達の「正義」を押し通すうためには、それくらい簡単に変えちゃいますってあの国は。まぁ、あの判定がUSA国内でどういう評判になっているか、知りたいところですけどね。

ところで昨日、情熱大陸で「王監督」の特集が放送されていました。

「あなたは日本国籍でないのに、何故日本のために戦うのですか?母国(中国)との戦いにおいて、やりにくさなどありませんか?」との記者のインタビューに、

「私は、国籍は確かに中国だが、日本で生まれ日本で育ち、日本のプロ野球の中で生きてきた。だから日本のプロ野球に対しては色んな思いもあるし、いいたいことも、恩返ししたいという気持ちもある。中国は父親のルーツの国、というだけで、何の気持ちも抱いておりません」

とコメントしていました。

王さんの姿勢、考え方には、日本に生きる外国人にとって、見習うべきヒントがたくさんあるのではないかと自分は思います。

情熱大陸のナレーターが、いいこと言ってました。

「王は自分が何人だと尋ねられたら、間違いなくこう言うだろう。『私は、野球人である』と。。」