今日は朝から,ラクロスの全日本選手権を見に行ってきた。

女子ラクロス,予想以上に面白かっ武庫川女子大の#35和田選手は噂通り素晴らしい選手でした。シュートの精度,身のこなし,どれも一級品。女子ラクロス日本代表の中心選手,W杯で優秀選手に選出されたのも納得です。

が,しかし試合はCHELの勝利。積極的にサイドチェンジしてグランドを広く使いつつも,積極的にクリスにフィードを通すスタイルは,みていて楽しい、まさに魅せるラクロス。CHELは日本一にふさわしいチームでした。

そうこうするうちに男子が試合が始まりました。全日本選手権という大舞台を前に、東大がカタくなるかなぁと心配していましたが、いざ試合が始まってみると,そんな心配は杞憂でした。デサフィーオに先制され,リードされつつも東大は着実にボールを回し,ゲームを支配し,1Qは3対3。序盤は東大のペース。

でも2Qに入り,デサフィーオがゾーンディフェンスをしくと状況は一変。パスカットからのターンオーバーで瞬く間に連続失点。試合を決めたのはl今期主将を務めるLMF前田。ここぞの場面をかぎ分ける状況判断力,確実に決める決定力はさすがでした。結局前田のブレイクを皮切りに勢いを得たデサフィーオがチャンスで確実に決め,堅実に守りきり日本一に。

ふと全日パンフに目をやると,前田の全日に向けたコメントにこう書いてありました。「今年は勝負より,仲間全員が,どれだけ充実した時間をグランドで過ごせることが出来るかを大切にしてきた。普段は全く違う生活を送っている36名が,自らの意思,そしてそれぞれの家族,友人,恋人のサポートの元で築き上げてきたのが今年のデサフィーオ。その強い意志が「日本一」という形に表れたら最高です。」

学生時代の挫折,W杯での経験,辛かったこと苦しかったことも、こうしてすべて結果となって結実する瞬間ってやっぱり来るもんなんですね。。 デサフィーオの選手ひとりひとりのプレーヤーとしてだけでなく、人間としての成長を感じることができたゲームでした。

対する東大のプレーヤー,スタッフの皆さんも,本当にお疲れ様でした。残念ながら今回は日本一に届きませんでしたが,今日負けたからといって,彼らの努力が否定されることは決してないし,むしろ胸を張っていいと思います。今回、東大ラクロス部が得たものは、関東学生リーグ戦制覇、全日本選手権準優勝、という結果より、そのプロセスの中で得られた「自信」。慶應に本気で勝ちに行き、2回勝った。内容はどうあれ、その結果から得た自信がとてつもなく大きいし、来年以降のさらなる飛躍を期待させます。

今回卒業する4年生にも、もし時間的精神的に余裕があり,まだ自分のラクロスに満足していないのであれば,これからも続けて欲しいと思います。日本一になったデサフィーオのプレーヤー達も学生時代に日本一に届かなかった挫折を味わいつつ,その悔しさを乗り越えて,今日日本一になれたわけですし、まだまだ日本一なる道は残されているのですから。

こうして社会人として働いていると,客観的にラクロスというスポーツそのものだけでなく,ラクロスに関わる人とのつながりやは素晴らしいと思うし、利害関係なく、純粋に勝利を目指して自分を鍛えるのも、こうしてコーチとして携わるのも、今後の自分の人生を充実させてくれるものと実感しています。