今日は、昨日とはうって変わって、臨床メインの発表、シンポジウムでした。

午前中は、歯周基本治療、再生治療、歯周形成外科、インプラントに関するシンポジウム。

再生医療を用い、一本の歯を残すことに執念を燃やすH先生のすぐあとに、インプラントの即時埋入の講演するH先生。。

午後は、SJCDのS先生やJIADSのM先生の発表。

先週受けた、O本先生との違いは興味深かった。

それぞれの先生方は、それぞれ自分のやっていることにプライドもあるでしょうから、お互い言い合っていますが、ようは目指すものが違う気がします。

O本先生やH岡は、基本的に炎症が治まればOKという医療だし、インプラントや歯周外科を好む先生方は、その先の審美性、機能性なに対する患者さんの要求に基づいている。

だから、O本先生は、やり過ぎだっていうし、逆からいえば、彼らは何もしない、歯肉退縮ばっかりで治ってないじゃないかってことになるんだろう。

まぁ、個人的な意見としては、どちらが正しいとかいう問題ではないと思う。患者さんの希望に沿っている、という意味ではどちらも間違いはないのかもしれない。自分の場合、まず目指すは基本、初期治療(プラークコントロール)、デブライドメント等の基本的な処置をしっかり行う、ってことになるのかもしれない今のところ。

学会参加のメリットとしては、
・各スタディグループの活動内容の比較が出来る
・ポスター発表などを通じて、同年代の臨床家の診療レベルが分かる
・最新の研究内容、診療内容を知ることが出来る
などでしょうか。

せっかくの学会が千葉で(家から近くて)残念でしたが、次回は大阪(10月)なので、スケジュール調整して参加しようと思っています。