今日は、村田祐造氏主催のeコーチングセミナーに参加してきました。講師のラクロス女子日本代表ACの石渡素子氏でした。石渡さんとは以前’05女子ラクロス日本代表GMのトーイさんを交えてご一緒させて頂いたこともあり、女子代表の活動報告が聞けるとのことで楽しみにしていました。

 

 

セミナーで配布された資料によると、「速く早いラクロス」は男女共通の方針で、それをベースとしつつ、女子は「スパイダー」と言われる「ゾーンプレス・ライド」と、「SHELL」というデンジャラスゾーンの外からシュートを打たせる戦術を用いたこと、そしてそれを支えるのは、「3S」。つまり「Speed・Stamina・Sprit」であるとし、それらを選手に求めたとのことでした。

 

その方針に基づいて、村田氏の開発したスポーツ分析ソフト「Power analysis」を採用したようですが、大会まで準備期間がほとんどなかっただけに、ソフトの習得には非常に苦労したようです。

 

たしかにすぐに編集し、選手に見せられる、つまり簡単に編集が可能であるという点で便利なソフトだと思いますが、逆にいうと、ラクロス女子日本代表のコーチングスタッフ側に選手に提示すべき明確な戦術やイメージさせたい絵があったから、有用だったわけで、このソフトを使えば誰でもいいコーチングが出来るというわけではないようです。ソフトはあくまで道具。いかすもころすもすべては使うヒト(コーチ)の能力次第。あとは取り込む画像の質も重要なポイントでしょう。ラクロスはボールが小さいししかも展開が速いので、全体を映しての説明は画像がかなりよくないと苦しいかも(ex.ライド、6ON6など)ですが、シュート練習、シュートシーンの編集などにはかなり効果は発揮しそうかなぁと思いました。

 

あといいのは、「コーチ自身にコーチングのノウハウが画像データとして蓄積していく」ことかなぁ。。コーチ自身が選手に提示したい場面をいくつももっていて、それをいつでも見せることができる。しかも簡単に。ひたすらビデオを再生して、場面場面をひとつひとつつなぎ合わせる労力といったら本当に嫌になりますからね。コーチなら誰でも経験があると思いますが。。

話は変わりますが、当日、仙台から以前関東Rの練習会に参加していた東北大学大学院の男子のプレーヤーや、神奈川から参加していた某ラクロス部の女子マネさん、アツイブログで有名な(?)ちちこさんら、若いプレーヤーが数名参加していました。東北のラクロス関係者諸氏はどこで見つけたのかこのブログをチェックしているとのこと。たまには書き込んで下さい、笑。

 

さて、セミナー開催、私も他人事ではありません。来週の月曜日は老人ホームで口腔ケアに関するセミナーをやります。もちろん講師としてです。。

大相撲の秋場所も終わったことだし(普天王関、お疲れ様でした♪)、

私も頑張りますよ!