女子ラクロスのW杯が、オーストラリアの優勝で幕を閉じました。

 

女子日本代表は、堂々の5位入賞!

 

おめでとうございます。

 

カナダにあと一歩まで迫りながら、敗れてしまったのは残念ですが、ウェールズに2勝出来たことはかなり価値があると思います。

 

なぜなら、一度目はラッキーな要素(相手は油断するとか、情報がないとかなど)がある程度加わるから、

勝てる確率が高くなるのです。ただ2回連続で勝つには地力で勝らないと勝てません。

ウェールズに2回勝ち、カナダに肉薄したということは、正真正銘の実力があった、ということだと思います。

 

今回感心したのは、コーチ、スタッフの細やかな心配りというか、配慮というか、選手の心理を考え尽くしたコーチング。そういう目に見えない、今までの国際大会で得た教訓がいかされていただろうし、今回はほぼすべてうまくいったといえるのではないでしょうか。何年もこれだけ準備して、これだけ努力を積み重ねてきて、やっとここまで辿り着いたわけですが、最後はコーチ、スタッフ、協会幹部、応援するファンの方々の「執念」が選手達に乗り移っていましたね。

 

何はともあれ日本女子ラクロス、これで本当に世界の頂点が見えてきましたね。男子より頂点になれる可能性は、フィジカル的な要素を考えると元々高いわけですし、何しろ、若い選手が多いのと、選手、スタッフが今回得た自信は何物にもかえ難いはず。日本の女子ラクロス界の今後が本当に楽しみです。元来の日本人の特徴であるスピードと戦術理解力、そして今回得た自信と少々の挫折感。一番いいk状態で4年後に向けて準備できるのではないでしょうか。

 

選手、スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。