ラグビー日本代表の次期主将は誰がいいのでしょう?
もちろんリーチ主将続投、で全く異論なし、だがご本人は日本でのW杯だから日本人の方がいいと思っていそうだ。確かに、堀江選手も十分主将にふさわしい。
これまでのスーパーラグビーでの経験値、そこで培った語学力やコミュニケーション力。見ていてセンスのかたまりのようなプレーヤーでありつつ、考える力がありゲーム理解力が高い。ラグビーというゲームを深く理解しているからこそ、練習や試合で逐一修正や対応も可能になる。さらに海外を目指すチャレンジ精神と行動力をも備えもつ。
帝京大学でははじめはナンバー8。将来的に日本代表としてはサイズ的に厳しいという判断でフッカーにコンバートしたそうだ。自分の能力、周囲の環境を客観視する力、最適解を見極める洞察力、判断力、そして実行できる勇気、そのすべてが揃わないとなかなか出来るものではない。
渡航当時は英語も最初はイエスしか言えなかったとか。それでも2011年のW杯で悔しい思いし、海外に挑戦しさらなる高みを目指す姿勢は素晴しいの一言だ。
堀江選手のインタビューを読むと、今まで才能やトップリーグのパナソニックというトップチームでの恵まれた環境に甘んじることなく、ラグビーに対する理解度やスキルを努力して少しずつ向上させてきたこと、そしてその経験を今回の日本代表チームに惜しげもなく還元していることが伝わってくる。しかもフッカーというのが良いではないか。

実は、日本代表の守備網に堀江翔太副キャプテンがメスを入れていた件(向風見也 ライターの仕事より 10/18/15) 

 

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